孫の居る朝

2006年5月27日
    何時ものように、パチン・パチンと、
   手をあわせ、神様へ参ろうとした、ゆうかちゃん。
    
   ふと、私のほうを見て
  「ばあちゃん、お神様とか、いっつも、見てるの?」と、聞く。
  
  「そうよ、お神様とか、仏様は、いい事も、悪いことも、
   心の中まで、みんな見えてるよ」と、言うと、
   一寸うつむき加減で、ブルーになったのは、 なぜ?
    
   気を取り直した、ゆうかちゃん。
   もう一度、パチン、パチンと、手をたたき、
  「今日は、ばあちゃん所に、お泊りでした。
   皆が、幸せになりますように、お願いします。
   お神様も、みんな元気で居てください」
   パチン、パチンと、手をあわせ、ペコンとお辞儀をして、
   
   今度は、仏様の前で、リーンと鳴らし、同じように、
  「今日は、ばあちゃん所に、お泊りでした。
   みんなが、幸せになりますようにお願いします。
   仏様も、みんな、みーんな、元気で居てください!」と丁寧に、
   お辞儀をした。
    
   晴れ晴れとした顔で、
  「お兄ちゃん、ごはんよ!」と、呼び、 朝食の、席に着いた。
    
   お皿に、ラップを敷いて、ご飯を置いてやると、
   二人とも、楽しそうに、オニギリを作っていた。
    
   朝の、兄弟げんかも嘘のよう!!
   
                  
              兄   小・2年
              ゆうか 後、一ヶ月で5才 
   
   5月21日 日曜日の出来事             
                 

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