邪悪な心は自分の中

　邪悪な者は居なくなる、と言う団体が在った様に思います。
少し勘違いされている方も多いように感じています。
議論になったこともあります。

邪悪なものは一個人だけではなく、人類すべての心に住んでいる様に思います。
悪い人、よい人ではなく、すべての一人一人のなかに居ます。
人類一人一人が、自分自身との戦いにより、邪悪なモノは自分の中から生まれないように自分の心の戦いの様に思います。

何時か宗教の言葉にあったように思います。「触れ合う縁は、皆自分の心を教えて下さる仏様です」と言う様な言葉でした。

邪悪な者は消す。の様な考え方の方は、大変怖いと思います。
世界が平和になるためには、今の地球上の・全ての者・物の幸せを考える事だと思います。

過去の宗教者の方々の教えを、自分の捉え方でそのまま伝える事は、大変な誤解を生んでいる様に思います。
今一度、自分が指針としている大切な方々の教えを、人類すべてで枠を超えて話し合う必要があるように思います。

相手により、状況により何時も違う心が生まれます。
お互いの価値を認め、相手を理解しようと努力しなければ、又、自分の心に勝つ事が出来なければその邪悪な心は、同じ仲間を増やし続けます。
早く気付かなければ、回りはどんどん変化して、中心者がその心に勝つ事が出来なければ戦争になってしまいます。

又、そう成ってしまうのも、中心者だけの責任では無いと思います。
自分一人ではどうしょうも無い等と言わないで、その一人一人が大切だと感じています。

独りの情熱と信念が必要です。

大変な事が起こる時ほど、その時が自分の成長の時のように思います。
肩書きなど無い方が動き易いかも知れません。

政治家の方々の責任だけにしないで、すべての皆様、力を合わせて世界を護らなければと思います。

「人間には宇宙大の力が在ります。
だけど自分をコントロールしなければダメなんです」私の尊敬して居る方の言葉です。
「人事を尽くせば、天が味方する。　人事を尽くして天命を待ってはダメなんだ。待たずにガンバレ」とも言われていました。

戦争を無くすのも、地球を護るのも今の誰ひとり、無駄な死を迎える様になっては出来ません。
「邪魔な者は消す」の様な考え方は、もっとも戦争になる原因のように思います。
戦争に成るという事は、武器など、沢山の機材、又、人、沢山の破壊物、その後の経費など、回りは色々
の忖度の心で、中心者を動かし本当にその国の平和を願っている方ばかりではないと思います。

その関係の者の今までの損失は大きく、建て直しの為に人の心を利用し、戦争を引き起こそうとしているのかもしれません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
トランプ大統領様の就任直後のことだったと思います。
「北朝鮮の、トップの方に会われる用意がある、未だ若いのに色々の勢力の中でここまでやって来れたのだから」と言われた報道がありました。

あの時私は感銘を受けました。
アメリカ第一と言われていましたが、その思いの中には世界の平和が根底にあったように思いました。
スノーデン様のような、自分の命も顧みず、世界に心を向けた方々が大勢いらっしゃるように感じます。

アメリカの器の大きさを感じています。
トランプ大統領様のように、先ず認められてお互いが人の言葉だけに惑わされず、直接議論する事をしなければ政治の世界の・忖度や・印象操作・レッテル貼りなどと、巧みに人の心を操り、惑わされてしまいます。　

良く、自分に取って厳しい方を選べと言われていました。
本当に自分のことを心配している方は、甘い事は言いません。
例え嫌われてでも真実を伝えます。

又、相手がどんな気持ちで言っていても、それを自分が越えることで、新しい自分に出会う事がありました。

その時、相手の存在をお蔭様に変えるのも自分だという事に気付いたのです。


　トランプ大統領　様　の成功をお祈りいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１７年８月２日